長時間座ることは、喫煙するくらい身体に悪い。
そんな論文が発表されたと聞いて何年か経った。論文の影響もあってか、昇降デスクで立ったまま作業することが世の中的に奨励されていた時期もあったけれど、現在、それが定着したという印象は全くない。実際、僕も昇降デスクを使っているけれど、座っているときにデスクの高さの微調整を行うくらいで、立って作業することは一切ない。
立ってする作業は疲労の蓄積が早いため、長時間行うことはできない。結果、すぐに座ってしまうこととなる。立って座っての繰り返しは、デスクの上げ下げも伴うため、億劫になり、結局、立って作業することを止めてしまう。
そして、人類は長時間座ることによる身体への悪影響に対する策がないまま今日に至る。
さらに残念なことに、デスクワークが身体に及ぼす悪影響は、長時間座ることだけで生じることではない。
長時間座ることと同じくらい身体に悪いと僕が感じているのは、ノートパソコンに向かう姿勢だ。
ノートパソコンに向かう姿勢は思っている以上に身体に負担をかけ、人を疲弊させている。それに僕が本格的に気がついたのは、外部ディスプレイを導入してからだ。
そう、長時間座ることに対する対策を見つけることができなかった人類も、ノートパソコンに向かう姿勢の悪影響に対しては、外部ディスプレイの導入という解決策を見出している。
本記事では、外部ディスプレイ導入によるデスクワークの快適さを伝えたい。

ノートパソコンに向かう姿勢による2つの悪影響
ノートパソコンに向かう姿勢は、主に以下の2つの悪影響がある。
1 前のめりになることで、首、肩、腰に負担がかかる
2 ディスプレイとの距離が近いため、目が疲れる
1 前のめりになることで、首、肩、腰に負担がかかる

(画像引用元:こちら)
ノートパソコンに向かっている人の姿勢を見てほしい。皆、前のめりになっているだろう。
この前のめりになった姿勢は首だけでなく、肩や腰にも大きな負担をかけている。
2 ディスプレイとの距離が近いため、目が疲れる
ノートパソコンは、ディスプレイとキーボードが一体となっているため、目とディスプレイとの距離が近い。目は近くのものを見るとき緊張状態にあり、疲労が蓄積しやすい。
ノートパソコンでの作業において、目に疲れを感じた経験があるという人はとても多いと思う。
ノートパソコンで作業する際は、ノートパソコンの裏にMAJEXTANDを貼って高さを調整する

(画像引用元:こちら)
ノートパソコンの作業に疲れを感じた僕は、ノートパソコンを購入して割とすぐにその対策を講じた。
その対策とは、ノートパソコンの裏にMAJEXTANDを貼ることだ。
MAJEXTANDとは、ノートパソコンの高さを調整するアイテムである。
MAJEXTANDによりノートパソコンの高さを目線の位置まで上げることによって、ノートパソコンで作業をする際、前のめりになる姿勢を防ぎ、正しい姿勢を保持してくれる。
(画像引用元:こちら)
MAJEXTANDには3つのデメリットがある
ノートパソコンは、デスクトップパソコンと違い、ディスプレイの高さを調整できない。そんなノートパソコンの高さを調整できるとしたMAJEXTANDは、結構革命的だ。
外出先でどうしてもノートパソコンを使用しなければならない人にとっては、ディスプレイの高さを調整する術は、MAJEXTAND又はその類似品の一択になる。
しかし、ノートパソコンを自宅で主に使用する人にとっては、MAJEXTANDではなく、外部ディスプレイを導入してほしい。MAJEXTANDには以下の3つのデメリットがあるからだ。
1 高さ調整の幅が狭い
2 高さを上げるとタイピングが難しくなる
3 ディスプレイからの距離は調整できない
1 高さ調整の幅が狭い
MAJEXTANDは6段階の高さ調整が行えるとはいえ、高さ調整の幅はかなり限られている。ノートパソコンを置いているデスクが低ければ、高さを最大にしようが、目線の位置までディスプレイが来ることはない。
そして、これは次の2つ目のデメリットにつながることなのだが、高さを上げるとキーボードの角度が急になり、タイピングが難しくなる。
2 高さを上げるとタイピングが難しくなる
MAJEXTANDは高さを上げるとそれに連動してキーボードの角度も急になる。
大きく角度がついたキーボードは、タイピングに影響が出る。最大角度でのタイピングは実用的ではない。
MAJEXTANDで大きくディスプレイの高さを上げる場合、キーボードは独立したものを使う必要が生じてしまう。
3 ディスプレイからの距離は調整できない

(画像引用元:こちら)
ノートパソコンはディスプレイとキーボードが一体化しているため、目とディスプレイの距離を調整することはできない。それは、MAJEXTANDを導入しても同じだ。
MAJEXTANDを導入したところで、ディスプレイとの至近距離での作業は変わらず、目を酷使してしまう。
外部ディスプレイを導入すれば、MAJEXTANDは不要
ノートパソコンを自宅で主に使用する人には、MAJEXTANDはおすすめしない。その代わり、外部ディスプレイを導入しよう。
外部ディスプレイは、MAJEXTANDのデメリットであった「高さ調整の幅が狭い」と「ディスプレイからの距離は調整できない」の2つを補ってくれる。
1 高さ調整の幅が大幅に広がる
外部ディスプレイは高さ調整がほぼ自由に行えると思っていい。
2 目とディスプレイの位置を調整できる
僕が外部ディスプレイを導入して一番感じたことが、目の疲労の違いだ。目とディスプレイの距離を適正なものにするだけで、こんなに目に対する負担が違うのかと驚いた。もちろん、個人差があることだから万人に言えることではないんだけれど、目の疲れに悩まされている人は、外部ディスプレイの導入を検討してほしい。
外部ディスプレイには、外付けキーボードの導入が必須
外部ディスプレイを導入すると、ノートパソコンと外部ディスプレイをケーブルで接続することとなるため、ノートパソコンのキーボードは使用できなくなる。
そのため、外付けのキーボードの導入が必須となる。
外部ディスプレイの導入には、外部ディスプレイ本体の料金に加え、外付けキーボードの購入もする必要があり、その点、導入コストがかさむのが難点といえる。
【まとめ】現代を生きる人類には外部ディスプレイが必須
ノートパソコンに向かう姿勢は、首、肩、腰に負担がかかり、かつ、目に疲労が蓄積されやすいといった、健康への悪影響が生じる。
そのため、外出先でノートパソコンを利用する人には、ノートパソコンの高さを調整できるMAJEXTANDの利用をおすすめする。ただ、ノートパソコンを自宅で主に利用するという人は、外部ディスプレイを導入してほしい。
僕は自宅でノートパソコンで作業していることが多いんだけれど、長い間、MAJEXTANDを使用していた。最近になって、外部ディスプレイを導入したんだけど、外部ディスプレイを導入して初めて、ノートパソコンに向かう姿勢が思っていた以上に身体へ悪影響を与えているんだと実感できた。それほど、外部ディスプレイによるデスクワークが快適であったからだ。
MAJEXTANDはあくまで外出先といった外部ディスプレイを利用できない状況で利用する補助的なアイテムである。本格的に身体のことを考えてパソコン作業するならば、外部ディスプレイの導入は必須であり、現代を生きる人類にとって、外部ディスプレイはなくてはならないものであるといえる。